米国のジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社(General Atomics Aeronautical Systems、 Inc.: 通称、GA-ASI)は、 航空測量事業を行うアジア航測株式会社 (通称、アジ航、又はAAS)と提携し、 海上保安庁向けに遠隔操縦無人機(以下:シーガーディアン)の飛行実証を10月中旬から青森県八戸市にて開始した。
GA-ASI最高経営責任者CEOのLinden Blue氏は次のように述べた。「今回、 日本での海洋監視能力の実証を、 AASの支援を得てできることに感謝致します… 上空からの海洋監視が長時間可能でかつ費用対効果のある当社シーガーディアンRPASシステム技術が、 複数のセンサーフィード能力と船舶識別力で日本の海洋分野にてお役に立つものと思います。 」
シーガーディアンRPASは海上保安庁の捜索救助及び海事法執行業務に適した特長や運用実績..例えば、MQ-9の2018年に対馬海峡と2019年にエーゲ海で行ったレガシー的海上パトロールのデモ..と合わせ、八戸でMQ-9が見せた広範囲な民間空域における遠隔操縦無人機の柔軟な衝突回避レーダー運用を可能にしている。
シーガーディアンのシステムは主に、 逆合成開口レーダー(ISAR)イメージングモードを備えたマルチモード海洋表面探査レーダー、自動船舶識別装置(AIS)情報の受信機、 光学カメラと赤外線(IR)カメラを搭載した高精細(HD)のフルモーションビデオセンサーなどで構成されている。シーガーディアンは、 これらのセンサー技術を活用することによって、 数千平方海里にわたる範囲の船舶の情報を検出し、 識別することが可能。センサー群は、自動追跡・異常状況察知アルゴリズムに補われ、リアルタイムで海上船舶の検出と識別を行うことができる。
GA-ASI MQ-9Bシーガーディアンは、 どのような天候においてもその能力を発揮するだけではなく、 NATOの耐空性要件(STANAG-4671: 北大西洋条約機構無人航空機耐空性基準)を満たした型式認証を取得することで、国内外での勤務もこなせる能力を持ち備えている。
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