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レオナルド
社、GCAP下で日本
の産業界とのパート
ナー関係にスポット
ライト
日本において過去40年以上のプレ ムであるGCAPとは、将来的に「シス の管理を行うことから、多大な挑戦
ゼンスを誇る伊レオナルド社だが、今 テムオブシステムズ」内での心臓部 になろうとしています。」
後はグローバル・コンバット・エア・プ を形成するものを作り上げること
ログラム(GCAP)下で日本産業界と を目指している。レオナルド社はこ レオナルド社はISANKE & ICS
の更なる協業関係を拡大したいとす の変革型協業において中心的な役 (Integrated Sensing and Non-
る。レオナルド社はDSEIで同社の基 割を担っていく意向である。レオナ Kinetic Effects & Integrated
幹技術、製品群およびシステムを展 ルド社GCAP部のディレクターであ Communications) というGCAP
示しているが、レオナルド社としては るGuglielmo Mavigliaによれば、 下での第6世代戦術センシングの
日伊英3ヶ国からなるGCAPという枠 「GCAPが、この先50年間、我々が システム開発では 原動力になっ
組みを展示会での目玉と位置付けて 携わる分野を形づける技術革命の ており、同社は三菱電機および伊
Elettronicaとイタリアと英国で
いる。同社はGCAP下で日本におい 旗振り役となります。このおかげで同 ISANKE & ICSの開発をしている。
ての戦略的プレゼンスを強化する。 盟国の技術的かつ産業的な主権を
東京に事務所をすでに開設してお 守り、強化して各国の繁栄を保証、 要素技術開発/テストを行うレオナル
り、川重、三菱電機、JRC日本無線や 独自性を保ち、職を増やして生産性 ド社»Battle Lab»ではすでに第6世
JSW日本製鋼所等からなる産業パ を向上させます。飛行機が多層型の「 代エア・コンバットシステム技術の検
ートナーとして親密な協業関係を持 システムオブシステムズ」内でコア・ 証と評価が進められている。このデ
ち、ライセンス契約などを交わしてい プラットフォームや他のアセットを統 ジタルシミュレータでは第6世代戦
る。 合的につなぐ核心部分になります。 闘機のコックピット中にフィジカル
システム内では陸海空およびサイバ なものであるのは飛行機スロットル
第6世代戦闘機(いわゆる次期主力 ーと宇宙の範囲へと及ぶ無人プラッ とコントロールスティックだけで、そ
戦闘機)実現を目的としたプログラ トフォームから最先端な武器群まで れ以外は全部VR/ARである。
日比防衛協力、拡大
2月の日比防衛相会談では、日本国防衛省(JSDF)とフィリピ
ン共和国国防総省(AFP)との双方が、フィリピン共和国にお
ける自衛隊の人道支援と災害救援活動」について「付託事項
(TOR)」を締結しました。フィリピン政府と日本政府は「防衛
装備品と技術の移転」協定も締結しました。2016 年に双方
が署名されまた。
2020 年 8 月にフィリピン政府が対空監視レーダーを取得す
るため政府間調達を発表した。その航空監視レーダーは、1
億300万米ドルの契約金額の一部として三菱電機株式会社
から供給されています。2 月の最近の会議で、日本の防衛省
(Japan MOD) はレーダーシステムの転送プロセスは着実に
進行していました。2022 年 10 月、日本の防衛省は、三菱電
機株式会社がフィリピンに 4 つの対空監視レーダー システム
を供給していると発表しました。日本初の固定レーダーシステ によって完了しました。日本航空自衛隊では2022 年 10 月
ムとその納入前検査は、2022 年 9 月にフィリピン軍 (AFP) より APF 研修生の受け入れを開始しました。
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