Page 11 - DSEi JAPAN 2023 - DAY 2 | DAILY NEWS
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コリンズ・エアロスペース、日本でのプ



                                レゼンス拡大を目指す




        日本で拡大狙うCollins Aerospace社              極的に同機器の導入とサポートを行っ                      ソリューション群を今日と明日の戦闘
                                               ている上、今後このような航空無線を                      員がすぐに任務へ参加できるための用
        米レイゼオン・テクノロジースのグルー                     地元パートナー企業にライセンス・生産                     意を調える。「日本中で主要計画に参画
        プ会社のCollins  Aerospace社は日本             して将来の国産航空機でも利用しても                      し、全国で我々のプレゼンスを拡大して
        においての防衛費拡大で恩恵にあやか                      らうために努力中である。                           顧客らが必要とする任務遂行型イノベ
        る最適な立ち位置にある。同社は現在                                                             ーションと協業を可能とします。」とSt-
        開催中のDSEI  Japanで商品をショー                 St-Louis氏によれば、GCAP三カ国制度                Louis氏は付け加える。
        ケースしているが、長年日本で存在感を                     は 日本で生産的な仕組 みになる。
        持ち、航空宇宙と防衛関連製品の製造                      GCAP下で如何にCollins社の実績ある
        を日本のパートナー企業らと手がけて                      先行ソリューションと新技術を日本で                      Collins    Aerospace社の日本国内プ
        いる。                                    ポジショ二ングするか状況を検討、チャ                     レゼンスとしては、無線通信機分野で
                                               ンスを見計らっている。                            ARC210 -とTALON-Jを防衛省所有
        「我々は他の複数の企業と日本の産                                                              航空機に提供するCollins  Aerospace
        業能力と目標達成のために更なる協                       チームTempestの一員であるCollins                (Mission  Systems)社の他に、Collins
        業を推し進めて行きます」とCollins  社は、アクチュエーションシステムを                                       Aerospace社と住友精密工業株式会
        Aerospace(Mission      Systems)社の      担当して行くことになっている。BAE                     社との合弁会社で高品質かつ信頼性
        Francis  St-Louis  (Sales  &  Business  Systems社との契約に基づき、デモ部                  を備えながらリーズナブルな価格の
        Development) アソシエイトディレクタ               品をCollins社が開発して関連技術のリ                  マイクロマシン系(MEMSセンサー、
        ーはDaily  Newsに語る。「Collins社は            スク軽減を進め、この側面をサポートし                     システムおよびファンダリー)商材の
        最先端の技術を提供し、日本企業のみ                      続けて行く。                                 開発・製造を手がける株式会社シリ
        なさんと更なる協業を通し近代的に必                      同社の他のconnected           battlespace

        要なシステム開発を行うに当たって最                      やMS110-、 ACES5脱出シートやヘル                 コンセンシングシステムズや、宇宙向
        適な位置にある。」                              メット内ディスプレイ(HMD:Helmet                  けビジネスに関係する、同じくCollins
                                               Mounted     Display)システム向けのソ           Aerospaceと住友精密工業の合弁で
        同社は無線通信機分野ではARC210-                    リューションは日本の既存および将来                      ある、Hamilton  Sundstrand  Space
        とTALON-Jを様々な防衛省所有の航                    の航空機のためにパートナー企業とし                      Systems     International社がある。
        空機に使用してもらっていることから積                     て支えになれる。又、同社は実績のある







































        DSEi JAPAN 2023                                                                                    MARCH-16-2023 11
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